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公開日: 2017/12/07

何にどれぐらいかかるの?EC物流のアウトソーシング費用

カテゴリ:EC通販業務について

EC物流の料金

EC市場が右肩上がりということもあり、ECの発送業務をアウトソーシングしようとお考えの方は多いのではないでしょうか?ただ、アウトソーシングするにもその費用が一体どれくらいかかるのか不安に感じられている方も多いと思います。それもそのはずで、残念ながら世の中の発送代行会社には一見分かりにくい、不透明な見積もりを提出してくる会社もまだまだ存在します。契約したあとに後悔しないためにも、予めEC発送代行会社の料金形態について調べて見ても良いかもしれません。

EC発送代行会社の料金形態

EC発送代行会社の料金形態と言っても、会社によって様々です。まずは我々トミーズコーポレーションの一般的な料金形態をご紹介致します。

入出庫料金(相場:10円〜/1作業)

ECの発送業務をアウトソーシングする場合、EC発送代行会社に在庫を預ける必要があります。つまり我々EC発送代行会社としては荷主様からお預かりした荷物を自社の倉庫で管理するためにも、まず入庫という作業が必要になります。そのため、入庫の際に作業料となる入庫料を頂戴しております。商品の種類によって入庫の作業内容や作業時間は変わるため、商品の種類ごとに料金を設定している場合もございます。また、ピース単位で保管する商品の場合はピース単位、ケース単位で保管する商品の場合はケース単位で入庫料を設定する場合もあります。

出庫料金は倉庫から在庫を出荷する時に必要な料金です。弊社ではピッキング作業のことを指します。荷主様から頂いた出荷指示の内容にあわせて、目的の商品を倉庫からピッキングします。

入出庫料金は商品の入荷数と出荷数に比例します。そのため不透明さはございません。相場で言うと入庫・出庫とも1作業につき数十円程度です。同業他社様の中には定額月額〇〇万円といった感じで案内されている場合もございますが、それでは入出庫数に対する料金としてはバランスが合わないことも多く、不透明に感じてしまうかもしれません。

梱包手数料(相場:135円〜/1出荷)

梱包手数料とは文字通り梱包する際の手数料になります。相場で言うと1出荷につき百数十円程度です。弊社ではこの梱包手数料の中に梱包における作業料金だけではなく、倉庫スタッフや、荷主様と業務連絡をする事務スタッフの人件費が入っております。なぜかというと、人件費を時間などで荷主様に請求すること自体、不透明だと考えるからです。荷主様に常日頃から弊社のスタッフの働きぶりを確認して頂けるのなら話は別ですが、それが見えない状態で「何にどれぐらいの時間がかかった」とご報告しても信用していただけないと思うからです。そのため、1件の出荷に対して金額を設定し、弊社の責任の範囲で人件費を捻出しております。つまり頂いた金額に対して作業スピードが遅いとなると弊社の利益がなくなるということです。

また、この梱包作業には出荷に対して必要なコピー用紙代も含まれております。通常、発送業務では入荷明細やピッキングリストといった紙による指示書を使う場合があります。また、納品書も印刷して同梱する必要があります。そのような紙代もこちらに含まれています。それも先ほどと同じ内容で、発送作業が見えない荷主様に対して「ピッキングリストを何枚刷ったから請求金額は◯◯円です。」といったところで、不透明であります。そのため、もし仮に弊社が印刷ミスをしてもその分荷主様にご負担頂くといったことはございません。

保管料金(相場:3,500円〜/1坪)

同業他社様の中には入荷してから1日経過するごとに◯円という風に金額を設定されている場合もありますが、結局どの商品がどのくらい売れるか分からない状況では、1ヶ月でどれぐらいの保管料金がかかるのかが、実際には蓋を開けてみないと分からないといった状態になりうる可能性もございます。

弊社では保管料金に対して坪単価を設定しております。そのため、荷主様の在庫をお預かりする上で予め在庫データを頂戴し、倉庫図面を作成した後、必要な坪数を算出しましてお見積もりを提出いたします。もちろん請求は実際に使用している坪数のみのご請求となりますので、見積もりから実際に運用レベルで誤差があった場合も心配はございません。もちろん、荷主様には実際にどのように保管しているのか確認のため、倉庫にご来社頂くことも可能ですので、無駄なスペースを使って保管をしていないかなどチェックして頂くことも可能です。ちなみに料金相場は1坪あたり数千円程度になります。

送料

送料は本来、運送会社に支払う料金ですが、弊社が日々大量の荷物を出荷する発送代行会社ということもあり、運送会社とは比較的安い運賃で契約しております。そのため、荷主様には弊社の運賃を使用して頂くケースが多いです。意外にも、これが発送代行会社を利用するメリットでもあり、大幅にコストダウンできる可能性もあります。高い運賃で契約されている場合はそういった観点からも発送代行会社の活用をご検討ください。

システム料金

ECの発送業務を効率的に行うにはWMSと呼ばれる倉庫システムの利用がマストと言えます。荷主様と弊社が同じシステムを使用することで、入荷予定や出荷指示のやりとりをスムーズに行うことができます。

オプション料金

上記以外の部分についてはイレギュラー対応となるため、有償オプションとして設定させて頂いております。オプションには以下のようなものがあります。

1)出荷変更
出荷指示を頂いてから出荷内容を変更する場合は、1件につき別途料金を頂いております。

2)緊急出荷
荷主様とは契約前に最終の出荷指示受付時間を決めさせて頂きますが、その時間以降のやむを得ない出荷に関しては1件につき別途料金を頂いております。

3)EMS手数料
国際便の利用には1件につき別途料金を頂いております。

4)ギフトラッピング
ラッピングや熨斗等のギフト対応には1件につき別途料金を頂いております。

EC発送代行会社の見積もりで気をつけたいこと

上記は弊社のEC発送代行における料金形態でしたが、同業他社様ではいろいろな料金形態がございます。たとえば、1出荷コミコミ480円といった風に案内している会社様でも実は、「送料がメール便の値段だった!」「コピー用紙代を取られた!」など。何が良くて何が悪いという訳ではなく、後で後悔しないためにも契約をする前に実際の請求金額がいくらぐらいになるか確認することが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?弊社では上記の料金形態を基本とし、お客様に分かりやすいお見積もりを提出できるように努めております。EC物流のアウトソーシングを検討されている場合はまずはお気軽にお問い合わせくださいませ。

EC物流の概算見積もり依頼ならこちらをご参考ください。

EC物流に詳細見積もり依頼ならこちらをご参考ください。

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