商品の検品検査からミシン加工・補修まで対応可能
検針・X線検査で企業・ブランドの信頼性を構築
トミーズコーポレーションではコンベア検針機やX線検査機を保有しているため、異物混入によるリスクを未然に防ぐことが可能です。
出荷前にミシン針などの異物が混入した商品を見つけ出し、良品のみを選別する検品・検針という工程は、消費者様に企業・ブランドを信頼し安心して、また購入して頂くための必須条件であります。製品の安全性を確保するためにも、海外製品等で少しでも不安な商品があった場合はお気軽にご相談ください。
検針
コンベア検針機
衣料品(ワンピースなどの形状、ニットなどの種類を問わず)生産段階で混入する恐れのあるミシン針やホチキス針など異物が入っていないかどうか確認します。商品自体に磁気反応する付属品が無ければ、コンベア式の検針機を使用するのが一般的です。
金属探知機
鉄はもちろんのこと、検針機対応のマチ針や安全ピンをはじめ、金・銀・銅・アルミ…などあらゆる金属を検知することが出来ます。
アパレル量販店への出荷前の大量検査にも対応可能
検針機や金属探知機を通らない物はX線検針機を使います。衣服や靴などの衣料品、袋詰め後の穀物類、製品原材料などへの異物混入(針・釘・金属類)を検査出来ます。 検査の効率向上とヒューマンエラーの防止のため目視検査を補助する自動警報機能や検査記録を残す機能をもとに透視画像にて異物を確認します。弊社では物流加工の処理能力の向上を目的とし、X線検査機を2台導入しております。
X線検査
X線検査機(MOS-X7555/HITACHI製)
空港の手荷物検査などにも使用されているX線検査機です。トンネル開口部がW750×H550mm(画像右)と大型のため、トンネルに通るサイズの商材であれば基本的に対応可能です(有機物は除く)。また、搬送可能重量については120kgまで対応しております。
X線検査機(RV-6550/RIGAKU製)
X線検査機のトンネル開口部がW650×H500mm(画像右)とHITACHI製に比べて少し小さくはありますが、画像が鮮明のため異物の発見がしやすくなっています。
異物発見(白黒画像)
異物混入なし
異物混入あり
異物拡大
異物発見(白黒反転画像)
異物混入なし
異物混入あり
異物拡大
異物混入事例(例)かばんの場合
針金混入による不良
鉄クズ混入による不良
内側ハトメ外れによる不良
異物検査(検針・X線)取り扱い品目
衣料品
靴(くつ)シューズ
鞄(かばん)バッグ
ドレス
帽子(ぼうし)ハット
ペット用品
お弁当箱
(ランチボックス)
ラグ・マット
ぬいぐるみ
- 【衣料品全般】
- シャツ、ブラウス、Tシャツ、Yシャツ、ワンピース、パーカー、ジャケット、ダウンジャケット、ブルゾン、コート、スカート、デニム、パンツ、子供服(肌着・ロンパース・スタイ等)パジャマ、下着、水着等
- 【靴(くつ・シューズ)】
- スニーカー、パンプス、サンダル、ブーツ、ムートンブーツ、ルームシューズ、スリッパ、靴下等
- 【鞄(かばん・バッグ)】
- ウエストポーチ、ボディバッグ、リュックサック、ショルダーバッグ、クラッチバッグ、旅行鞄、スーツケース等
【ドレス】パーティードレス、ウェディングドレス、チャイナドレス、コスプレ衣装等
- 【帽子】
- キャップ、ハット、ニット帽等
- 【ヘアアクセサリー】
- シュシュ、ヘアゴム、カチューシャ、バレッタ、ヘアリボン等
- 【服飾雑貨】
- ネクタイ、ベルト、手袋、財布、定期入れ、ポーチ、キーケース、革製品等
- 【ペット用品】
- ペットウェア、リード等、ペット用品全般
- 【ランチボックス(弁当箱)】
- ランチボックス(弁当箱)、ケース、水筒等
- 【その他】
- タオル、玄関マット、お風呂場マット、トイレカバー、ラグ、寝袋、寝具、おもちゃ、人形、ぬいぐるみ、ノベルティグッズ等
検品検査で信頼を失わない万全の品質管理
「検品」と一言で言っても、アパレル物流における検品には多岐にわたる作業が含まれます。検品作業はアパレル商品を取り扱う企業の信頼性に直結しているため、一つ一つの作業の質が極めて重要となります。
具体的な作業内容は企業やショップの販売体系によって異なる場合がありますが、主要な作業としては、縫製のほつれ、衣類の汚れ、ステッチの切れ端などの不良品の確認と検出が中心となります。さらに、生産ロットの違いによる品質の変動も確認し、それに伴う不良品の発見にも対応しています。
お客様の信頼を維持・向上させるために、トミーズコーポレーションでは、検品作業を最大限の注意を払って実施しております。
検品
外観上の汚れ・シミ・縫製不良の有無の確認など、検査基準はお客様のご要望により多種多様に対応致します。不良品の程度によりA品への格上げも可能です。
検品・物流加工後、店頭販売出来る商品に仕上げます。
先上げ検品にもご対応致します。洗濯ネームや下げ札の内容を、指示書(絵型)に照らし合わせて間違いがないかチェックし、サイズ別の採寸まで行うことが出来ます。
アパレル加工の熟練スタッフが対応
アパレル製品を出荷するにはタグ付けやミシン作業などきめ細やかな作業や商品の検品や検針検査などが伴います。弊社では倉庫内に加工作業場を設置していることから、もし万が一商品に不良が発生したとしても弊社内で加工、検品、検査を行う事が出来ます。これにより倉庫から加工所への輸送費と移動時間(日数)を削減する事が可能となります。
加工
ネーム付け、付替え(ブランドネーム・品質ネーム他)
Before
作業風景
After
Before
作業風景
After
- ブランドネーム
- 一辺縫い・二辺縫い
- サイズネーム
- ブランドネームへの縫い付け・ブランドネームと重ね付けなど
- 品質ネーム
- ミシン一辺縫い
下げ札付け、付替え
Before
作業風景
After
B品商品に補修を施すことで商品をA品商品へ
商品に不良が見つかった場合でも、補修を施すことにより良品として、再度納品させて頂くことが可能です。通常、商品の検品時にB品が見つかった場合は、その後、補修会社に再度依頼する流れになりますが、弊社では検品ラインと補修ラインを同じ作業所内に設置しているため、一社完結型としてスピーディーに対応させて頂けます。