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TOPコラム通販物流サービスでのトラブルに迅速に対応するには

公開日: 2023/09/02
更新日: 2023/09/04

通販物流サービスでのトラブルに迅速に対応するには

通販物流におこりがちなトラブル

ますますニーズが拡大する通販物流ですが、市場拡大が進むにつれトラブルも増えています。その大半は配送レベルで発生しており、2015年になってついに国民生活消費センターからEC各社に改善命令が出たほどです。
その実宅配サービスは通販・店舗からのものも含めて相当数の業者が参入しています。日常雑貨も含めて対象商品は広範囲に及んでおり、お金さえあれば外出することなく自宅で生活できてしまう状態です。
それだけにサービスの質の内容と安全で信頼できる法整備の必要性が問われるところですが、国民生活消費センターから出された改善命令の内容も、通販物流の要である配送サービスに関するものが大半でした。
現在はほとんど実践されなくなったメール便に関するトラブル、破損を巡る補償問題、遅延・未着・破損に関するトラブル、そして過剰なスピード運送への消費者の期待などです。
ある大手配送業者が即日配送などスピード運送サービスを停止し通常業務に戻す宣言をした事でニュースになった事がありましたが、消費者の生活が変化してより迅速な対応を求めるあまり、運送のスピード化が激化した影響も背景にあります。
本来は緊急に届けなければならない運送は限られているはずですし、現場での実態を脇においての行き過ぎたサービスが原因と思われますから、無理のない範囲での配達希望日や時間帯を選択できる環境整備と共に、消費者への徹底した案内と表示が求められています。
出荷に負われてますます超多忙な現場となっており、スタッフの負担が重くなってしまっている現状もありますし、企画や販促もままならない状態に陥っている業者も多いのではないでしょうか。
さらに需要と供給のアンバランスが続きECサイト上では欠品表示が相次いでいるショップも珍しい事ではありません。その他にも多くの課題を抱えたまま現状維持せざるを得ない現状が続いています。

通販物流トラブルへの対応方法

ECショップはまさに今が旬と言えますが、誰でもできるというものではありません。消費者に購入してもらわなければ、売上が立たず利益が見込めないものですから、事業継続のプレッシャーを感じつつも、オーナーとして消費者とトラブルがないように努めなければいけません。
一連のトラブルを回避するために考えておかなければいけない事がいくつもあります。
欠品や採算の不実を未然に防ぐためにも在庫管理は重要ですし、長く続けるためにコスト削減も考えなければいけません。そして間違いなく消費者の元へ商品が届かなければ大変な事になってしまいます。
対応の1つとしてバーコードで商品を管理するという方法があります。商品数が少なければ直接目で確認したり棚卸ししたりなどの作業で間に合いますが、商品数が増えてくればそれでは追いつかなくなります。そうした時にバーコード管理できれば、面倒な確認作業も省略できるようになり、結果的にコスト削減にもなるはずです。
正確な在庫管理ができるようになってくればショップ運営にも自信がつきます。ただし0から始めるという人にはこのバーコード管理は少々難しい部分がありますから、代行業者に依頼した方がうまくいくケースも多々あります。

消費者にとってはプロもアマもなく完璧さを求められる事に相違ありません。ラッピングにせよ梱包にせよ第一印象を抜群にしておかなければ、ショップのファンとなるべく顧客はなかなかついてきませんし、ましてや決済方法が曖昧であれば不信感を招き、思いがけないトラブルに巻き込まれる危険もあるのですから、素人が片手間にできるようなものではない事がよくわかります。

通販物流システムにオススメ

ECショップの需要は今後もますます拡大していく傾向にあります。巷(ちまた)では本屋が街から消えているとの噂もあります。読みたい本は電子ブックもしくは通販物流システムを利用して入手するという人が若者を中心に増えているからです。リアル店舗では得られないような割引セールが常時どこかで開催されていますから、お得感もあります。
しかしながら発送レベルでのトラブルと加速する運搬スピードの問題にとまどうオーナーも多く、サポートシステムの確立が急務となっていました。

物流システムをサポートしてECショップの運営を円滑に進ませる事を目的にした専門業者も少しずつ増えています。各企業で独自の物流システムが開発されていますから、自社と相性のよいシステムを利用するのが賢明です。どういった分野をサポートしてくれるかと言いますと、発送業務全般のサポートですから入荷や検品から在庫管理やギフト対応にいたるまで幅広くサポートしてもらえます。これで従来のトラブルにおびえなくてすむのではないでしょうか。もちろん誤出荷も事前に予防されますからクレームを削減することができます。大幅な時間短縮と人件費削減および集客力アップも期待できると利用者が増えています。

近年、配達スピードが加速しているがゆえのクレームも増えている事もあって、どこの配送業者に依頼したら良いのかと頭を痛めているオーナーも多いのではないかと想像できます。効率のよい作業工程を確立した上での利用を進めているところも増えていて、サービス向上は目覚ましいものがあります。

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