インターネットの普及と物流改善の話
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インターネットの普及と倉庫管理システム
今となっては当たり前の話ですが、1990年代においても本格的な物流改善に着手するには倉庫管理システムが必要でした。ただ、最低でも1,000万円は下らない初期投資が必要であったため、設備投資に踏み切れるのは大手企業もしくは中堅企業が中心で、中小企業が倉庫管理システムを導入するにはハードルが極めて高く、中小企業の物流現場では作業スタッフが受注伝票を片手に走り回っている状況が当たり前でした。
クラウドサービスの台頭
ところが、90年代中頃から加速したコンピュータシステムのオープン化に伴い、倉庫管理システム導入のコストも下がり、一般的に中小企業にも倉庫管理システムが導入されるようになりました。そしてここ最近ではインターネットが普及したことから、これまで自社で保有するのが当たり前だった倉庫管理システムも、「クラウド」という形で自社で保有せずとも利用ができる時代に変わりました。クラウドサービスを利用すれば今まで高額だった倉庫管理システムが初期費用をかけることなく、月額数万円〜数十万円程度の金額で利用することができるため、瞬く間に世の中に広がりました。しかも、機能は1,000万円ほどの倉庫管理システムと比べても遜色ないレベルのため、むしろこのクラウドが一般的になりました。クラウドがもたらしたこの環境変化は劇的であり、中小企業はおろか個人事業主であっても、大企業と同じぐらいの倉庫管理システムを利用してビジネスを行えるようになりました。
倉庫管理システムの重要性
物流の改善を行うには課題解決の打ち手として、業務そのものを見直す必要がありますが、同時に作業内容の合理化と正確性を担保する上で、倉庫管理システムの活用が必須と言えます。その際にクラウドサービスによる倉庫管理システムを導入することで、スピーディーかつ低コストで改善実行と定着化が可能となります。
クラウドの倉庫管理システムならビーロジ
クラウドWMS「ビーロジ」なら先ほど説明した通り、クラウド型のWMSのためサーバーやネットワーク機器を購入して、自社の建物内に設置・運用する必要がありません。また、パソコンやタブレット等の端末とネット環境さえあればいつでも、どこでもWMSの管理画面にアクセスすることが可能です。また、スマートフォンを無線ハンディーターミナルとして活用していることから、スマートフォンにSIMカード(データ通信カード)を入れて利用すれば、現場の無線環境がなくても運用可能です。
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