Tシャツのインクジェットプリントに対応しました。
この度、オリジナルTシャツ作成「TOMMY’S(トミーズ)」を運営する弊社は、6月10日(金)より新たにTシャツのインクジェットプリントサービスを開始致しました。
以前までは、シルクスクリーンプリントと呼ばれるプリント技法を基本としていた当店ですが、「オリジナルTシャツを1枚から安く作りたい」「カラーの写真をプリントしたい」といったお客様のニーズに応えるべく、インクジェットプリンターを稼働致します。
本日はシルクスクリーンとインクジェットの違いを簡単にご説明致します。
目次
シルクスクリーンプリント
シルクスクリーンプリントはTシャツなど布地類において最も普及している方法で、 デザインの色ごとに「版(はん)」と言われる型を作り、その上にインクをのせてTシャツ生地にインクを刷るプリント技法です。
メリット
シルクスクリーンプリントのメリットは、濃色ボディでも発色が良い事と様々な表現が可能なところにあります。 ラメや箔はもちろんのこと、発砲(熱で膨らむインク)など、様々な表現が可能で、蛍光色や金・銀などの特色のプリントまでも楽しむ事ができます。また、一度版を作ってしまえば繰り返し使用でき、インクのコストも安く比較的短時間でプリントできるため、大量枚数を刷る場合は1枚あたりの製作コストを抑えることができます。
デメリット
デザインの色ごとに「版」を作る必要があるため、色数が増えるごとに版代が追加され、コストが増えていきます。 つまり色数の多いデザインをプリントしたい場合にはそれなりのコストが必要となり、更に制作枚数が少ないと割高になってしまう場合があります。
インクジェットプリント
インクジェットプリントとは、みなさんの家庭にもある家庭用のインクジェットプリンターと原理は同じです。 CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色のインクを基本にプリンターTシャツにインクを吹き付けてプリントしていきます。
メリット
インクジェットの機械で、Tシャツ生地に直接プリントするため、シルクスクリーンプリントとは違って「版代」や「インクの調合」というものがなく、 フルカラーでプリントする事になっても、少量枚数から比較的低コストで製作できます。 写真などの色数の多いものもフルカラーでプリントする事ができます。
デメリット
CMYKを混色して色を作るので、蛍光色やラメ・金・銀といった、いわゆる特色のプリントはできません。また、シルクスクリーンに比べるとボディの色味(濃色や淡色等)に影響を受ける場合があります。コスト的にも1枚プリントするのに時間がかかるため、大量枚数をプリントする場合はシルクスクリーンより割高になる場合があります。また、基本的に綿100%の素材にのみ、プリントが可能です。
まとめ
いかがでしょうか?
それぞれにコストの部分でもメリット・デメリットがございますが、それぞれのプリントにはそれぞれの風合いがございますので、どんな風合いで仕上げたいのかも、重要になってきます。
トミーズコーポレーションでは、自社の小売りのノウハウをもとに、お客様のオリジナルアイテムの製品化のお手伝いをさせて頂いております。プリントTシャツ等でお困りの場合は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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