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TOPスタッフブログ物流業務についてドレージ輸送とは?陸送を効率化する方法を解説

公開日: 2023/05/31
更新日: 2023/09/03

ドレージ輸送とは?陸送を効率化する方法を解説

カテゴリ:物流業務について

「ドレージ」という言葉を聞いたことはありませんか?

ドレージは、商品を輸入する会社の方であれば、知っておきたい言葉です。

そこで今回は、ドレージのメリットやデメリットについて解説します。
この記事を読めば、自社の物流コストを削減する方法が分かりますよ。

ドレージとは

ドレージとは、主に海外から輸送されてきたコンテナを、デバンニングせずに目的地まで陸送することを指します。

デバンニング」とは、コンテナから貨物を積み下ろす作業のことです。
反対に、コンテナに荷物を積み込むことを「バンニング」と言うので、一緒に覚えておきましょう。

なお、コンテナで輸送することを「コンテナリゼーション」と言います。
詳しくは、以下の記事で解説しているので、併せてチェックしてみてください。

ドレージのメリット3つ

では一体、ドレージにどんなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、ドレージのメリットを3つ解説します。

  • 納品までの時間を短縮できる
  • 輸送コストが下がる
  • 貨物の破損や紛失リスクを下げられる
  • 納品までの時間を短縮できる

    ドレージは、納品までの時間を短縮できます。
    なぜなら、デバンニングが発生しないためです。

    通常、海外から輸送されてきたコンテナは、中身の貨物を荷主ごとに仕分けるために、デバンニングをします。
    仕分けられた貨物は、運送業者のトラックに積み替えられ、納品先まで輸送されるのが基本です。

    この積み替え作業をするのに、およそ2~3日はかかります。

    しかし、ドレージならこの待ち時間が無くなるため、納品までの時間を短縮できるのです。

    輸送コストが下がる

    ドレージは、輸送コストも下げられます。
    デバンニングにかかる人件費や手数料が不要になるためです。

    とくにデバンニングは、一般的に2時間を超えると、1時間あたり数千円程度の超過料金を支払わなければいけません。

    ドレージなら、デバンニング自体が不要のため、超過料金を支払う必要もないでしょう。

    貨物の破損や紛失リスクを下げられる

    ドレージには、貨物の破損や盗難リスクを下げられるメリットもあります。
    これも、デバンニングが不要であるためです。

    というのも、貨物は積み下ろしや積み替えをする以上、どうしても破損や紛失がつきものです。
    フォークリフトの操作ミスなど人為的なものもあれば、大雨や台風などの悪天候が原因になる場合もあります。

    さらに積み替え作業中に、盗難にあうリスクも否定できません。

    一方ドレージなら、コンテナに入った状態のまま、貨物を納品先まで輸送できます。
    時間やコストだけでなく、安全に輸送できるのも、ドレージのメリットと言えるのです。

    ドレージのデメリット2つ

    一見、メリットばかりのようにも見えるドレージですが、じつはデメリットもあります。

  • 物量が少ないと割高になる
  • コンテナ専用トラックを受け入れる体制が必要
  • 物量が少ないと割高になる

    ドレージは物量が少ないと、反ってコストがかかってしまいます。
    というのも、ドレージは「FCL(Full Container Load)」と言われるように、荷主がコンテナを丸々一本占有して貨物を輸送するのが基本です。

    物量が少ないと、コンテナ内にデッドスペースが生まれてしまうことから、費用対効果が悪くなります。

    また、ドレージ料金(コンテナヤードから納品先までの陸送費)がかかるのも忘れてはいけません。
    ドレージは、コンテナごと輸送が可能な「コンテナ専用トラック」を用いる必要があり、通常のトラックで陸送するよりも費用がかかります。

    そのため、物量からみて費用対効果があうかどうか、見極めることが大切です。

    コンテナ専用トラックを受け入れる体制が必要

    納品先にコンテナ専用トラックを受け入れる体制がなければ、そもそもドレージは利用できません。

    具体的には、以下の2つです。

  • コンテナ専用トラックが通行できる道路か
  • コンテナ専用トラックが停車および旋回できるスペースがあるか
  • 上記をもとに、自社の倉庫がコンテナ専用トラックを受け入れられるかどうか、あらかじめチェックしておきましょう。

    物流の効率化を目指すならアウトソーシングがおすすめ

    ドレージをうまく活用できれば、自社の物流を効率化できます。
    しかし、前述のとおり、なかにはドレージを利用できない倉庫を利用している方も多いのではないでしょうか?

    そんなときに検討したいのが、物流のアウトソーシングです。
    自社の発送業務をアウトソーシングすれば、入庫~発送までの業務をすべてプロに任せられます。

    もちろん、コンテナ専用トラックの受け入れが可能な物流倉庫を持っている「発送代行業者」を選べば、ドレージを活用することも可能です。

    ドレージのみならず、総合的に物流コストを下げることを検討してみてはいかがでしょうか。

    物流アウトソーシングならトミーズコーポレーションにお任せ

    物流のアウトソーシングなら、28年の物流実績がある弊社『トミーズコーポレーション』にお任せください。
    入庫、検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷(発送)、棚卸など、一連の作業をまるごと代行させていただきます。

    もちろん、コンテナ専用トラックを受け入れる体制も整っているので、ドレージを活用していただくことも可能です。
    弊社では、南港から30分、関空から20分の好立地に倉庫を保有しているため、ドレージ料金も比較的安くつきます。

    ぜひ、御社の物流を効率化するお手伝いをさせてください。

    まとめ

    この記事では、ドレージについて解説しました。
    海外生産が多く、コンテナ単位での輸入が多い会社様であれば、ドレージのメリットをご理解いただけたのではないでしょうか。

    これを機にぜひ、物流のアウトソーシングをご検討ください。

    物流のアウトソーシングなら、トミーズコーポレーション

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