出荷代行サービスで繁忙期でも安心の物流を。
近年のEC市場の拡大により、多くの方がインターネットを活用してショッピングを楽しむようになりました。それに伴い、ネット上にはたくさんのショッピングサイトが登場するようになり、ECモールも増え続けています。実店舗はもちろん、ネット上にも複数の店舗窓口を構える企業は多く、もはやそれはスタンダードとなっています。とはいえ、複数の店舗窓口を抱えていると管理が大変……。
そこで今回は、複数の店舗運営でも円滑に管理する方法についてご紹介します。
目次
複数の店舗窓口を抱えると……
自社サイトだけでなく、Yahoo!ショッピングや楽天ショッピング、AmazonやDeNAショッピングなど大型のECモールへ出店する企業はたくさんあります。自社サイトのみで運営するよりも知名度の高い大型のECモールへ出店する方が認知度は高まり、売上アップにつなげられる可能性があるためです。
ネット上のショッピングサイトには小売店向けの「B to Cサイト」だけでなく、メーカーや卸業者に向けた「B to Bサイト」も数多く存在します。構える店舗窓口が多ければ多いほど、また、対応する数が多ければ多いほど管理は大変になり、複雑になるECサイト。特に季節やトレンドによって大きな変動のあるアパレル業界は、なおさらです。自社サイトはもちろん、複数のECモールに出店しているアパレル企業は数多くあるものの、管理の複雑さに手間取っている企業は少なくないはず。その問題に頭を抱えるアパレル企業は多いのではないでしょうか。
アパレル業界が繁忙期を設ける理由
季節やトレンドによって大きな変動があるアパレル業界。そんなアパレル業界では、定期的に「繁忙期」を設定しています。アパレル業界における一般的な繁忙期といえば、「季節ごとのバーゲンセール」や「年末年始のクリアランスセール」など。独自のセール時期を設けている企業も少なくありません。アパレル業界が定期的に繁忙期(バーゲンセールなどを行う時期)を設けている理由には、以下のようなものがあります。
在庫処分
バーゲンセールを行う最も大きな理由は、「在庫処分」です。在庫は売れずに残るより、安くしてでも売ってしまう方が売上につながります。また、バーゲンセールを行うほうが消費者の購買意欲も高まり、売上につなげることができるのです。
消費者概念に合わせるため
アパレル業界における季節ごとのバーゲンセールや年末年始のクリアランスセールは、消費者にとって恒例行事となっています。そのため、その時期にバーゲンセールを行わなければ他店に顧客が流れてしまうことも……。それを防ぐためにも、多くのアパレルショップではバーゲンセールを行うのです。
利益率の高い商品の売上アップ
セール期間中、消費者の購買意欲は高まっています。そのため、定価商品を手に取ったとしても「セール品とあわせて2点購入しても、この値段なら……」と思わず購入してしまう消費者も少なくありません。また、セールで扱われる商品は売れ残りのものが多いため、人気のないデザインやサイズの合わないものが多く、定価で販売されている新商品などが魅力的に見えてしまうものです。こうした消費者の心理的要因も働き、セール時は通常時に比べ利益率の高い商品が売れる傾向にもあるため、多くのアパレルショップではバーゲンセールを行います。
新規顧客の獲得
バーゲンセールの期間中は、まさに「新規顧客の獲得時期」でもあります。「安いから、いつもとは違うお店に入ってみよう」と考える消費者は多く、そういった消費者の獲得を狙うのもバーゲンセールを行う理由のひとつとなっています。
繁忙期は、売上どき
明確な狙いがあって定期的に設定されているアパレル業界の繁忙期。そんな繁忙期は、アパレル業界における「売上どき」ともいわれています。その時期に売上が高まるのはもちろん、繁忙期の対応力によって、その後の売上も大きく左右されるといわれています。
アパレル業界の繁忙期は、「猫の手も借りたい」といわれるほど非常に忙しいもの。そのため、人員が十分でなければさまざまな対応力不足が生じてしまいます。たとえば、値札の付け替えやネームの付け替えに時間がかかってしまい納期に間に合わなかったり、納品先での検品で不良品が発生してしまい、その返品処理に手間取ってしまったり、複雑な在庫管理による出荷ミスが生じてしまったりと、その内容はさまざま。いくら繁忙期だからといって、納期が遅れたり出荷ミスなどが生じたりすればブランドイメージの低下や信頼性の低下にもつながってしまいます。繁忙期の忙しさは消費者にとって一切関係なく、むしろ、その時期の対応力によって企業イメージや信頼性は大きく左右されるのです。
販売に専念できる環境を作るなら……
アパレル業界における繁忙期の対応力は売上に大きく影響するものの、「忙しすぎてそれどころじゃない……」という企業は少なくありません。セールの準備や広報に時間を割く必要があるのはもちろん、販売にも人手を要します。アパレルに携わる企業やショップで働く方の中には、「繁忙期は毎日のように徹夜……」という方や、「繁忙期がくるたびに憂鬱になる……」という方も多いのではないでしょうか。運営する店舗の数が多ければ多いほど管理は複雑となり、繁忙期の忙しさも倍増します。とはいえ、繁忙期の対応力は売上にも大きく影響することから、的確かつスピーディーな対応力が求められるもの……。
そこでおすすめとなるのが、出荷代行のアウトソーシングです。出荷代行をアウトソーシングすれば、値札やネームタグの付け替えであったり、不良品による返品処理であったり、多店舗運営による複雑な在庫管理など余計な業務に時間を割くことなく主軸業務に専念することができます。商品企画や広報、販売など主軸業務に専念することができれば、必然的に集客率も高まり、売上アップにもつながります。
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出荷代行だけでなく発送代行をアウトソーシングすれば、出荷に至るまででなく消費者の手元に届くまで、すべての発送業務を代行いたします。
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近年、スタンダードとなっている多店舗運営。実店舗はもちろん、ECサイトでも複数の店舗窓口を構えるアパレル企業にとって、出荷代行や発送代行をアウトソーシングすることも、もはや「スタンダード」になっているのではないでしょうか。
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