泉大津のお話〜ダブりの恐怖〜
今日はトミーズコーポレーションの本社がある大阪府の「泉大津」の歴史にスポットを当ててみましょう。
泉大津という土地は、すでに奈良時代には「大津」の地名で呼ばれていたようです。
なんと日本書紀にも登場するらしいです。私は古事記は読んだのですが、日本書紀はよくわかっていません。これもそのうち勉強します。
さて、この泉大津。それからもずっと「大津」と呼ばれてきたのですが、なぜ、そしていつから「泉」大津となったのでしょうか?実を言うと……
地名がダブっていたんです!
事の発端は昭和17年、大阪府下で8番目に市制を施行したわけですが…すでに滋賀県「大津市」が、市制を施行していたのですね。
※ちなみに滋賀県大津市は大津宮、比叡山延暦寺などで有名です。
なので重複を避けて、かつての旧国名「和泉国」から「泉」をつけて「泉大津市」になったわけです…
あれ?
それだと「和泉大津」じゃない? と思われましたか?
そうです。またもダブってしまう危険があったのです!泉大津市の隣は、現在の「和泉市」……そう、当時はまだ「和泉町」だったのですが、これまた紛らわしいと言う理由で、「泉」と言う表記になったのでした。
ダブりって、怖い。
皆様の住んでいる土地の名前も、意外な由来があるかもしれませんね。
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