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公開日: 2020/07/22

保管形態と梱包資材を見直せばコストダウンが可能

カテゴリ:倉庫業務について

保管

物流倉庫の業務は入荷や検品、保管や出荷等ありとあらゆるものが存在します。その中でも商品がもっとも長く滞在するセクションは保管です。保管形態梱包資材を定期的に見直すことで、物流倉庫の長期的なコストダウンが可能です。物流倉庫を引っ越す場合や、WMS構築時は特に注目してください。本日は保管形態と梱包資材の見直しについて解説します。

保管形態の見直し

保管形態にはパレット保管やケース保管、棚保管やハンガー保管など様々な保管形態が存在します。商品が同じでも保管形態によって倉庫を占有する面積は異なります。つまり、保管形態を見直すことは物流倉庫にとって大きなコストダウンの可能性があることを示しています。

保管形態を出荷実績から見極める

物流倉庫では時折、パレット入荷の場合はパレットからケースへ、そしてケースから棚へと保管方法をかえるバラシ作業(積み替え作業)が発生します。しかし、これらのバラシ作業を極力減らし、入荷時の荷姿のまま保管〜出荷までできれば、無駄な工数を削減できます。そのため、バラシ作業が本当に必要か、出荷実績データをもとにしっかりと分析をすることをおすすめします。

見落としがちなピース保管とケース出荷の関係性

ピース単位での出荷の場合は保管方法として、ピッキングとの相性から棚保管が選ばれることが多いです。しかし、こちらも定期的に出荷実績データをもとに分析することをおすすめします。例えば一度棚保管してしまうと、ケース出荷が発生した際に棚からピッキングし、再度ケースに積み替えて出荷するという無駄が発生してしまいます。そうならないためにも、ケース出荷が一定の割合で存在する場合は、ケース保管エリアを設けて、できるだけケースを開梱せずにケースのまま出荷することが望まれます。

梱包資材の見直し

近年、特定の業界ではオリコンでの出荷が普及しつつありますが、その他ほとんどの業界では取引先との関係性もあることから、現在でも段ボールを使用しているケースが目立ちます。ただ、そこには注意が必要です。段ボールの選定が正しいものでなければ、無駄なコストが発生している可能性があります。物流倉庫にとって梱包資材は一度きりではなく未来永劫付き合っていかなければならない存在ですので、できるだけ早くコストダウンを目標に改善することをおすすめします。

トラックの積載効率を高める

梱包資材のサイズの種類が多すぎると、トラックの積み込みに時間がかかってしまうだけではなく、積載効率を落とす原因になります。そのため、できるだけ梱包資材のサイズは統一し、積載作業の効率化を高める必要があります。

コストダウンへの近道

保管形態を見直すためには、物流改善のプロである物流コンサルタントに相談するのが近道です。長年経験がある物流コンサルタントなら、ありとあらゆるデータを分析し、1番最適な保管形態を選定することができます。結果的に無駄なコストは最大限削減できることでしょう。

また、中には格安の梱包資材を販売している会社も存在します。塵も積もれば山となるということわざがあるように、できるだけ早く見直しされることをおすすめします。

まとめ

梱包資材の見直し
いかがでしたでしょうか?トミーズコーポレーションでは保管効率を高めるための物流コンサルティングサービスを提供しております。コンサルティングサービスでは保管形態の見直しだけではなく、物流倉庫の引越し作業、WMSの導入等もサポートすることが可能です。

また、梱包資材のご提供も可能ですので、ご興味のある方は一度お気軽にお問い合わせください。

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