インターネットがファッション業界にもたらした影響
皆様はファッションとしての情報をどのように得ていますか?ファッション雑誌はもとより、今ではWEBサイトやアプリといったインターネットを通じて情報を得ている方も多いと思います。本日は今になっては切っても切れない関係となったファッション×インターネットについてお話したいと思います。
目次
インターネットの起源
今だからこそ当たり前の存在となった「インターネット」ですが、もともとは冷戦時代である1957年にソビエトがスプートニクを打ち上げたのに対し、アメリカ軍が対抗して構築したアーパネットがインターネットの起源と言われています。その後、1980年代後半にイギリスの計算機科学者であるティム・バーナーズ=リーがワールドワイドウェブ(WWW)を開発したことにより、一般的に普及したと言われています。
ファッションとインターネット
それではインターネットはファッション業界に具体的にどのような影響をもたらしたのでしょうか?
リサーチツールとしてのインターネット
一般的に普及したインターネットは当然のようにファッション業界にも多大な影響を与え、多くのブランドが公式サイトを持ち、最新のコレクションやプレス情報、ストアリストや商品ラインナップを掲載するようになりました。そのため、ブランドのファンはもちろん、ファッションのトレンドをつかもうとする人たちにとっては重要なリサーチツールとなりました。その中でも有名なのが「firstVIEW」というサイトで、インターネットで国際的なコレクション情報を最も早く見ることができるサイトとして有名です。
ファッション業界のスピードを変えたインターネット
インターネットの活用メリットはそれだけではありません。中には「Click and Buy(クリック・アンド・バイ)」という「オンライン上でファッションショーをストリーミング中継し、消費者がリアルタイムで注文できる仕組み」を構築したブランドも現れました。これはすぐに目に見えるものが欲しいという、消費者の声に耳を傾けた結果とも言え、つまりはインターネットは便利さだけではなく、ファッション業界のスピードも変えたと言えます。
小売業界を激変させたインターネット
インターネットが普及するまでは、商品を購入する際には店頭に足を運ぶのが当たり前だった訳ですが、今では店頭に足を運ばずとも、いつでもどこでも、スマートフォンを数回タップするだけで商品が買えてしまう時代になりました。そのため、中には自身がECサイトを立ち上げ直接消費者に向けて販売するデザイナーも増えてきたと言われています。
雑誌・新聞業界のオンライン参入
ファッション業界を先導していた雑誌や新聞もオンラインに参入し、オンライン版(電子版)となるメディアサイトを立ち上げるようになりました。そういう意味では雑誌・新聞業界も他のWEBメディアに対抗する必要があり、それらに打ち勝っていくためには消費者にとって、より有益なコンテンツ(内容)を配信する姿勢が求められているのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?インターネットは消費者にとって、とても便利なものですが、先ほど述べた通り、ファッション業界としては常にスピードアップが求められています。そういう意味ではただ単にインターネットを活用し、商品を販売するだけではなく、消費者にいち早く商品を届けるための物流が重要です。皆様の会社では物流に課題を感じられていませんか?物流に少しでも問題がある場合はまずは一度、弊社にお問い合わせ頂ければ幸いです。
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